子どものワクチン接種早まる！

厚労省は６日、当初のスケジュールでは１２月以降としていた小学校低学年までの子供に対する新型インフルエンザのワクチン接種開始時期を、今月中旬に前倒しするよう都道府県に検討を要請した。

　全国で新型インフルエンザが本格的に流行するなか、子どもの重症化例が増えることを受けた処置。６日に２３５万回分の国産ワクチンが出荷され、供給量に行って一定のめどがついたことから、前倒し可能と判断した。ただ、自治体からは「ワクチンの供給がスムーズに至っていない」との声も聞かれ、接種の進み具合もまちまちだ。要請にどこまでこたえられるかは不明だ。サージカル

これは5～９歳を中心にとした子どもは他の世代に比べ重症患者が発生する割合が高いとの結果を踏まえての処置だ。今月１日までの１週間の推計患者約１５４万のうち、１４歳以下が約1０９万と７割を占めているからだ。
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