全国的に新型インフルエンザ鎮静化へ

　国立感染症研究所は１２日、７日までの１週間の全国約５千の定点医療機関から報告された患者は３６６８人で、６週連続で減少したと発表した。そのほとんどが新型インフルエンザ患者だとみられる。
　昨年８月１０日～１６日の週に全国的流行の指標（１機関当たり１．００人）上回る１．６９人となり、流行を宣言してから３０週ぶりに１人を下回った
　昨年７月以降の累計患者数は約2063万人に上り、過去１０年間で最大にな流行になった。　流行終息の指数は決まっていないが、厚労大臣は記者会見で「第二はが来ないとは断言できない。」とし、次の流行に備える時期だとの認識を示した。
　世界保健機関（WHO)は、新型インフルエンザの世界的流行について警戒水準を引き下げるかどうか検討している。