副作用は季節性より多い？

１６日に厚労省が開いた専門家の意見交換会に「１回でも効果がある」とする臨床研究の中間報告が提出された。これは１回の接種でで、免疫の指標である抗体価の十分な上昇が見られたからだ。

一方で、気になるデータも示された。副作用が接種者全体のうち45.9％にみられた。大半は注射部分が赤くなったり腫れたりするといった軽いものだが、中にはアレルギー反応が起こったり、全身に発疹が現れる「中毒疹」といったやや重い副作用が一例ずつ報告されている。厚労省は「新型インフルエンザの安全性は季節と同程度」と説明していたがワクチンの添付文書に記載されている６５歳以上の高齢者のデータでは、発熱などの全身反応は11.3％、発赤などの局所反応は11.6％で、今回の新型インフルエンザの臨床研究に比べて頻度は頻度り低い。調査方法が異なるため単純な比較は難しいが、専門家の意見交換会の場で「大変微小な変化も含めた結果だと思う」としながらも「臨床医としての感覚から、通常のものよりは（頻度が）高いかなと」との印象を語った。N99準拠サージカルマスク

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