東大の研究グループの発表！

　東大の研究グループは、新型インフルエンザは、季節風のインフルエンザとは病理性が違うことを明らかした。これは、英国の科学雑誌ネイチャー（電子版）に発表されたもので、動物実験からウイルスが肺で増殖しやすいことを突き止めた。米国やメキシコで新型インフルエンザに感染して重症化した患者でも、ウイルス性肺炎を起こしたケースが報告されており、実験結果が裏付けることになった。
　また、同研究グループが行った血清調査では、９０歳超の人、1918年以前に生まれた人でないと抗体を持っていないことが、分かった。これは、スペイン風邪のウイルスと免疫学的な特徴が近いことを表している。このことからウイルスにもつながりがあり、互いに影響しあい変化、進化？していることを表している。悪く考えると、スペイン風邪のようになるという可能性を示すものでもある。

日本人のマスク信仰！！

　何かにつけ、日本人のマスク信仰は強い。これが、アメリカなどでは、マスクをしている人は、医療機関で働く人かよっぽどの重症者がと相場が決まっている。例えば、ニューヨークの外資系証券会社で働くAさんは、風邪を周りの人に移さないようにするため、マスクをして仕事をしていたら、上司のアメリカ人にお前は重症者なのか、そうでなかったら2度と着けてくるなと言われたらしい。彼は、改めてカルチャーショックを感じたらしい！
　また、５月の騒動の時もアメリカ人の乗務員はマスク使用をしない人が多く、日本側のスタップは困惑したらしい！このようにマスク＝重症者というイメージが付いているアメリカ人は、少々のことは気にしないおおらかな大陸性の気質を持っている。他の欧米人も同様に街中マスクということはないらしい。この差は大きいが、これこそが、日本人の持つ集団性、同一性を端的に表している出来事と思われる。他人がしているから自分もするという、他人の眼を気にしすぎての行動は間違えば、他人頼りの盲目の社会になってしまう。勿論、これから利益を得る人間を大勢生むことになるのだ！！

ハイブッド・パンデミック発生？

　先日　某雑誌の特集を読んでいたが、秋以降に予想される新型インフルエンザの第2波は最悪の場合、鳥インフルエンザと、豚インフルエンザの2つが混合する（ハイブリッド・パンデミック）造語と言えるようなものと、季節性インフルエンザが大流行するかもしれないという予想を書いていた。季節性インフルエンザでも何もなくても毎年、予防のための注射をしているほど怖がりな私だから、もし3つも同時に流行したらおそらく神経質になりすぎて何もできなくなるか、、自殺しているかのどちらかだろう！
　社会的にも毎年1万～3万人前後の死者を出している季節風のインフルエンザ関連と同等か、それ以上の死者を出すことになれば社会全体が委縮してしまい、不況に追い打ちをかけるのは必至だ。
　こんなことなら、100円のマスクを買うことをできないインターネットカフェで寝泊まりしている若者達に、政府のお金でマスクを配らなくちゃいけないようなことになるかもな！誰か、不況で暗い世の中がますます暗くならないような、パッと明るい話題を提供してほしいものだ！！

対策はいつも過剰気味！

　最近は高温なので、新型インフルエンザは影をひそめているがその影響は続いている。
例えば、岡山市の場合には防護服4.3万枚、マスク23.5万枚の備蓄を行い、市場で調達が
困難になった場合に病院などに分配するため、1.6億円を地域活性化・経済危機対策臨時
交付金から支出するらしい。全国ではその額は230億円にも達するらしい。勿論必要なもの
は多い。　だが、日本人は何かにつけ過剰に反応する習慣の持ち主らしいから、全部意
味のあるものに使われているか疑わしい！　また、5月の騒動の時のように空港で行われた水際検
査はやりすぎだった。猛毒性の鳥インフルエンザを意識しすぎての結果かもしれないが、
このような過剰行動が起こると、秋以降に予想される第2派にうまく対応できるか疑わしい。未曾有の危機を起こさないためにも、気を引締め直し無駄なくことにあたって欲しい！

インフルエンザの心構え

　今日は七夕ですね。いよいよ夏本番と言ったところでしょうか！でも、
時の経つのは早い！昨日ぐらいに今年が始まったと思ったら、もう
一年の半分以上が過ぎてしまった。この分だと秋の来るのも早い！
そうするとまたインフルエンザ流行期がやってくる。そしたら、マスクが
街から消えるかも？善は急げと言うように、備蓄を始めないと！！
勿論、モノだけじゃなくて心の準備も整えなくちゃあ！！！