全国的に新型インフルエンザ鎮静化へ

　国立感染症研究所は１２日、７日までの１週間の全国約５千の定点医療機関から報告された患者は３６６８人で、６週連続で減少したと発表した。そのほとんどが新型インフルエンザ患者だとみられる。
　昨年８月１０日～１６日の週に全国的流行の指標（１機関当たり１．００人）上回る１．６９人となり、流行を宣言してから３０週ぶりに１人を下回った
　昨年７月以降の累計患者数は約2063万人に上り、過去１０年間で最大にな流行になった。　流行終息の指数は決まっていないが、厚労大臣は記者会見で「第二はが来ないとは断言できない。」とし、次の流行に備える時期だとの認識を示した。
　世界保健機関（WHO)は、新型インフルエンザの世界的流行について警戒水準を引き下げるかどうか検討している。　

インフルエンザ注意報解除！

　岡山県は１１日、県内に発令されていたインフルエンザ注意報を解除した。患者が激減したためで、新型インフルエンザの終息宣言といえるものだ。　これは１０日まとめた８４医療機関１施設当たりの最新患者数は0.26人（1日から7日）で、注意報解除基準である「2週間1人未満」となった。　ピーク時（昨年11月23日～29日）の患者数は50.65人　これで昨年から続いた第１期流行は名実ともに終焉した。

無題

　フランスでjは、新型インフルエンザ対策用のワクチンを海外に売却するらしい。昨年夏以降6４００万人分の新型インフルエンザワクチンを作っており、全人口６２００万にのうち５００万人しか受けていないことが原因らしい。死者がアメリカなどに比べて少なく、先進国内ではワクチンの接種率が最低になっている。

新型インフルエンザ現状

　国立感染症研究所によれば、１３日までの１週間に新たに医療機関を受診したインフエンザ患者は推計約１３２万人（前週約１５０万人）で、２週間連続の減少になった。患者の大半は新型とみられており、厚生労働省は「流行はいったんピークを過ぎつつある」としている。定点医療機関１機関当たりでみても患者数は前週の３１．８２人から２７．３９人に減少しました。厚労省は、患者の多くを占めていた若年層で流行が下火になったことが全体の減少の要因とみている。特に0～２９歳までのすべての年齢層で患者が減少している。
　だが、まだ多くの国民は感染しておらず、免疫をもっていない。厚労省は引き続き警戒をするよう呼びかけている。

インフルエンザ患者が初めて減少！！

１０日、国立感染症研究所が全国約5000医療機関を対象に行っているインフルエンザ定点調査で最新の１週間（１１月３０日から１２月６日）に新たな受診した患者が、１医療機関当たり約３１人となったことが患者の９割は新型インフエンザだとみられている。前週（１１月２３日～11月30日）の39.63人からからは２割減で８月中旬の新型インフルエンザ流行開始以来の大幅減となった。
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